現在住んでいるところが賃貸住宅であれば、解約の手続きが必要ですので不動産会社もしくは家主に退去の連絡をしましょう。「 退去日の1ヶ月前に解約の連絡をすること」と定められた賃貸契約が多いのですが、物件によってはそれよりも前に連絡をしなければならないこともありますので、契約書を確認してみてください。

引越しを自分でするのか、引越し業者に依頼するのかを決めなければなりません、一人暮らしで荷物も多くないというのであれば、レンタカーと友人の手を借りて引越しをするのも費用が少なくていいかもしれません。しかし、ファミリーなど荷物の多い場合は自分で引越しをするとおいうのはあまり現実的な手段とはいえません。また、引越し先までの起動距離も考慮して、引越しの方法を決めていきましょう。

引越しするにあたり、持って行く物と不要な物を選別しておきましょう。新たに家具を購入する場合は、引越し先の間取り等をみながら配置を考えたり、サイズを測っておいたり、必要数を確保しておく必要があります。

引越しの1週間くらい前までに、電気、ガス、水道の検針票や領収書などに書いてある営業所に移転の連絡をしましょう。料金の精算方法に関しては、移転の連絡をする際に確認しておくとよいです。
NTTの電話回線を契約してる場合は、NTTに連絡して移転の手続きを行い、またインターネットサービスを利用している場合は、各プロバイダによって手続きが異なりますのでサイト等で確認してください。

引越にともない、旧住所の市区町村、新住所の市区町村に対し所定の手続きをしなければなりません。各々の手続きは、届出人/届出先/必要なもの/届出期間 /発行してもらうものがあらかじめ決まっているため、二度手間にならないように正しく理解してから処理するとよいでしょう。また、他の市区町村へ引っ越す 場合と、同じ市区町村内で引っ越す場合では、手続きの種類や方法が異なりますので注意してください。また、市区町村毎に若干手続きが異なる場合があります ので、事前に市区町村役所へ問い合わせてみるとよいでしょう。

ペットを連れて引越する場合には、飼い犬については登録変更手続きをしなければなりません。猫や小鳥といったその他のペットについては、引越による手続きは特に必要ありません。 旧住所地での手続きは必要ありませんが、引越後に新住所地の市区町村役所(または保健所)で飼い犬の登録変更を行います。この手続きをすると新しい鑑札などが交付されます。

・届出先:新住所地の市区町村役所(または保健所)
・届出人:飼い主
・必要なもの:印鑑、旧住所地で交付された飼い犬の鑑札(無くした場合には再交付扱い)、狂犬病予防注射済証
・届出期間:引っ越した日から30日以内

また、引越にあたりどうしてもペットを連れて行けない時は、引き取り手を探すか、動物管理事務所に相談しましょう